平成17年1月 | 日本救急医学会救急科専門医指定施設に認定 |
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平成19年4月 | 救命救急科標榜 |
平成21年4月 | ドクターカー(高規格救急車)運用開始 |
平成27年5月 | 救急ヘリポート完成 |
平成27年11月 | ラピッドレスポンスカー運用開始 |
平成29年4月 | 救急救命士4名採用 |
平成30年4月 | 救急科医師4名体制となる |
平成30年4月 | 救急救命士2名採用 |
平成31年3月 | 救急科医師5名体制となる |
令和元年7月 | 苅田町消防本部との救急ワークステーション(医師派遣型)運用開始 |
令和3年4月 | 救急科救急救命士7名体制となる |
令和3年4月 | 看護師特定行為研修施設認定 |
令和3年10月 | 救急救命士法改正により業務拡大 |
24時間365日救急対応を行っており、主に京築・京都医療圏の苅田町消防本部、行橋市消防本部、京築広域圏消防本部の3消防本部から救急患者の受入を行っています。
救急外来には救急科医師が常駐しており、必要に応じて各科の救急担当医と連携しながら緊急手術や集中治療にも対応しております。
また、救急担当看護師が2名、救急救命士が1名救急外来に常駐し、救急担当の放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士とともにチームで診療に当たっております。
地域の中核病院として、地域住民の安心・安全のため、救急医療体制のさらなる充実を目指して消防機関との連携も強化しており、救急ワークステーション事業も開始致しました。
・救急科医師 6名(うち救急科非常勤医師1名)
・救急看護認定看護師 2名(うち1名は診療看護師)
・救急救命士 7名
・平日日中
救急科医師 2名常駐
救急担当看護師 2名常駐
救急救命士 3名常駐
・休日・時間外
救急科医師 1名常駐
救急担当看護師 2名常駐
救急救命士 3名常駐
ドクターカーとは、交通事故や労災事故等の現場で救出に時間を要する場合や、心肺停止状態など傷病者が重症であると考えられる救急現場に医師、看護師、救急救命士が駆け付けて診療を開始し、傷病者の救命率や社会復帰率を向上させることを目的とした医療従事者の現場搬送システムです。
当院のドクターカーは、高規格救急車(除細動器、吸引器、生体情報モニター、搬送用人工呼吸器、輸液ポンプ、心電計、酸素等の医療機器を搭載し、患者搬送のできるストレッチャーを装備し、搬送中においても高度な処置を行うことができるもの)と、医師、看護師、救急救命士を搬送・現場投入するための乗用車タイプ(ラピッドレスポンスカー)の2台で運用しています。
救急ワークステーションとは、救急隊員の知識・技術の向上を目的として、救急隊員(主に救急救命士)が医師の指導を受けながら、救急現場や救急車内で活動し、それを基に振り返りやシミュレーション研修等を行うトレーニングの場です。
救急隊を医療機関に派遣する「医療機関派遣型」でワークステーションを運用する消防本部がほとんどですが、当院では全国的にも非常に珍しい、消防機関に医師を派遣する「医師派遣型」救急ワークステーションの運用を行っています。
苅田町消防本部では、救急要請があった場合に医師が救急車に同乗し、救急隊員の on the job trainingに当たる他、重症例であった場合には現場で医師が救命処置を開始するドクターカー的運用も行っています。
洋上救急とは、海上(船舶内等)で傷病者が発生し、医師の救急往診が必要であると認められた場合に海上保 安庁の巡視艇、ヘリコプターで医師、看護師を輸送し救命処置を行ったり、傷病者をヘリコプター等で医療機 関へ搬送したりするシステムです。 当院は洋上救急指定医療機関になっており、現場への医師、看護師の派遣や、ヘリコプターでの傷病者搬送時 の受け入れを行います。
当院では、消防機関の救急救命士の技能維持・向上を目的とした再教育実習等を救急科医師指導の下実施しており、京築医療圏の苅田町消防本部、行橋市消防本部、京築広域圏消防本部の3消防本部並びに航空自衛隊の救急救命士を通年で受け入れています。
救急救命士を養成する教育機関に所属する学生の実習も受け入れています。
救急科医師、看護師、院内救急救命士の指導の下、約1か月間、救急外来をメインに実習を行います。
病院実習中の消防機関の救急救命士の方とも交流していただきます。